桐生市　首が張って仕方ない３０代女性

スマホ操作や読書などをすると５分もしないうちに首がパンパンになり、

痛いような苦しいような感じがすると桐生市から来院した３０代女性。

首を右に回旋すると詰まるような感じもあるという。

 

詳しく聞くと７～８年前からこのような状態らしい。

整形外科や接骨院、カイロプラクティックや整体も数えきれないほど

行ったらしいが結果が出ず困っていると。

それぞれの所見では

ストレートネックやら首の骨がズレている、骨盤が歪んでいるなど

よくありがちなケースだ。

ここ１０日ほどは症状が酷いと来院した。

 

スマホや読書などで首肩が凝るケースは多い。

姿勢の問題が主であるが、肩をすぼめて顎を前に出し猫背気味になり首肩に

負担をかけてしまうのが一般的である。

しかし彼女の場合は、多くのケースで容疑のかかる筋筋膜はことごとくシロであった。

どうやら黒幕が潜んでいるようだ。問診と検査を掘り下げてしていくと

主犯がみつかった。少し手こずったが

犯人は前鋸筋だ。

 

 

この前鋸筋をリリースすると回旋時の詰まる感じが消失した。

本人曰く、肩首周りは色々やってもらったがココは初めて！と。

首から出る変な音？らしきものも消失した。

せっかくなので世間話をしながらしばらくスマホをいじってもらった。

７～８分経過も発症はせず、本人も納得したようだ。

 

他にも共犯がいることも充分考えられる旨を説明し初回を終えた。

完全に回復するまで通います！と宣言し（笑）院を後にした。

 

こういったケース、あちこちで治療を受けるも改善が見られない方などが

喜んで帰って行くと釣られて笑みがこぼれてしまう。