ギックリ腰寸前の４０代男性

定期的なお手入れに来院されている４０代男性。

仕事が忙しいとのことで５０日ぶりの来院になった。

腰痛患者特有のやや前傾姿勢で来院し、

その第一声が

「先生、参りました、腰が痛くて仕事にならない」と。

お手入れをさぼり、言いたいことは山ほどあるが、そこを堪え

状況からまずは痛みを和らげることを最優先に。

その彼とは付き合いも長く仕事の状況もおおよそ見当がつく。

そこからまず原因と疑ったのは肩から腕にかけての筋トラブルだ。

腰痛の場合も患部に原因があることは稀である。

いくつかの検査をしてみるとやはり上腕が一番の原因になっているようなので

まずはその筋膜からリリースをする。

その他影響を受けている筋を同時にリリースする。

結果、時間にして１５分ほどだろうか、来院時の痛みが８割減ったと。

ギックリ腰や慢性腰痛など、上腕や下肢または首に原因があることも多々ある。

なかなか改善されない慢性痛なども含め、本当の原因がどこにあるのか

一度しっかりと再確認するのことをお勧めする。