桐生市から、腰痛と股関節痛の女性ランナー

趣味がマラソンという４０代女性。

今年初め頃から股関節痛に悩まされて、接骨院に通うも

改善が見られず当院へ。

 

左股関節の屈曲時痛が主訴で、慢性的な腰痛もある。

原因と思われる筋を探ると左のふくらはぎ周囲（後脛骨筋）に反応がある。

腰痛に関しては骨盤周囲（腸骨筋）と肩（僧帽筋）が影響していた。

 

その他、臀部や大腰筋など併せて調整をする。

この時点で患者の主訴部位には一切触れていないが

顕著な痛みの軽減が見られた。

２週間で３回の施術、痛みは消失した。

 

当然ではあるが、当人は股関節のトラブルと思っていたようだが

実際の原因部位は他にあった。

 

その後、患者はマラソン大会に出場すると言っていた。

その結果（記録と症状）が待ち遠しい。

 

 

マラソンに限らずスポーツに関しての体作りは容易ではない。

食事面や心肺機能、フォーム、それに適したシューズ…

今回のケースはシューズによる負担が大きかったようだ。

スポーツを楽しむ為には、体を壊さない最低限の知識とケアは必要である。

遊びでやるにしてもケガや故障を防ぐためには専門家のアドバイスをお勧めする。