腰痛を考える（某テレビ番組を拝見して・・・）

先日、某テレビ番組で専門のドクターが出演し

腰痛をその種類とステージに分け解説するコーナーがありました。

主に脊柱管狭窄やヘルニアなどだったでしょうか。

見ていた方はお気付きになったかも知れませんが、突っ込み所満載の矛盾ばかりの

解説でした。

加齢により脊柱管が狭くなり神経を圧迫し痛みやシビレが出る、椎間板に亀裂が入って

しまったり、突出した椎間板が神経を圧迫し痛みやシビレが出る等…

そしてその対策が筋トレだったりストレッチだったり。

 

筋トレやストレッチで加齢によって狭くなった脊柱管が広がるのでしょうか？

突出した椎間板が元に戻るのでしょうか？

細かい説明はさておき

そもそも脊柱管狭窄やヘルニアと痛みに関しては様々なデータが発表されており

その因果関係もかなり疑わしい。

 

実際のところ、当院では脊柱管を広げることもできませんし、突出した椎間板を

元に戻すこともできません。しかしながら腰痛の改善にはしっかりと結果を出しています。

腰部に限らず、関連した筋や筋膜をケアすることで痛みが消失するケースが多い。

筋や筋膜が原因の場合は筋トレやストレッチが症状を改善させることは考えにくく

悪化することも懸念される。

 

 

 

情報化社会の現代、情報は受け取る側の判断も重要になる。

 

「テレビでやっていたから間違いない」

「ネットで調べたから間違いない」

 

私の場合はやはり結果が出ているかどうかが一番重要だと考えています。

どんなに素晴らしい理論でも結果が伴わなければダメですし

？？？な理論でも結果が出ればそれでヨシとするのも有りと考えます。

 

 

自分の健康に関することなどは特に精査が必要だと思います。

疑問・質問はいつでも歓迎します。気軽にお電話下さい。

 

信じるか信じないかはあなた次第です！（笑）