すべり症と診断された女子学生のケース

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2017/04/06 すべり症と診断された女子学生のケース

ダンス部に所属、趣味はヒップホップという中学生。

腰痛を発症してから半年ほど経過。

痛みのため部活も休みがちになり、整形外科や治療院等を転々としてきたらしい。

整形外科ですべり症と診断され、ヒップホップ、ダンス部共にやめなさいと。

 

本人は続けたい意志が強く相当なストレスを抱えているようだ。

まずは現状を把握するために、問診と整形外科学テストを進めていく。

画像診断はどうあれ、すべり症に該当するような反応は無い。

 

発痛部位は仙骨付近に限定され体を後ろに反らした時が一番痛むと。

その他授業中座り続けた後の動き出しがしばらく痛い。

 

いくつか疑わしい筋肉を触診していくと

腰部の動きを制限していると思われる重要参考人(筋)を発見!

その部位の緊張を一時的に解放すると・・・

「あぁっ!」と後ろに転倒しそうになるくらい見事に体が後ろに反る。

痛みも出ない。

重要参考人に逮捕状を出す(笑)

犯人はアキレス腱だ!

 

画像診断では腰椎がズレているように見えたのかもしれない。

もしくは多少のズレがあったのかもしれない。

しかしながらそれは症状とは無関係であることを本人ともしっかり話をして

アキレス腱の緊張を解放していく。

その他臀部周囲にも過緊張があり併せて治療を進める。

 

臀部やアキレス腱を含め、ダンスのあとにしっかりストレッチをすることを条件に

部活動もヒップホップも解禁。

その後数回治療を継続し腰痛は治まった。

 

大袈裟かも知れないが、もしダンスや部活を辞めることになっていたら・・・

たかが腰痛かもしれないが、彼女の今後の人生を左右しかねないと思う。

うっかりした診断で思春期の子から楽しみなダンスを

取り上げてしまようなことにならずに良かったと思う。

 

画像診断と症状の不一致は多々あると感じている。

「骨がズレている」と診断されて諦めるのは早計だと思う。

 

 

 

 

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